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現場の職人あっての元請存続 賃金の改善を大手企業に交渉

 4月16・17日(木・金)の両日、春の大手企業交渉に足立支部として銭高組、三井ホーム、清水建設、大和ハウスの4社に企業交渉を行いました。

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きぜんと交渉に臨みます

 倒産は前年比の11・1%増の4467件と3年連続で前年件数を更新し、建設業界の苦境が一層深刻な状況になっています。特に打撃のひどい中小零細企業はこの不況に耐えかねず閉鎖や夜逃げにまで追いやられているのが現状です。その実態を変えさせることも含め下請けで働く私たちの仲間の賃金改善をはじめ現場の声を「一つでも多く要求実現へ」と大手企業へ向け訴えかけをより強固にし、取り組みました。
現場で働く仲間たちのちからがあってこそ元請の存続が保たれているのはまぎれもない事実です。その下支えしている下請企業・職人に対し見合った対価を支払うこと、それは元請としての最低限の義務であることは違いありません。内部留保を吐き出させ賃金改善運動をこれからも前進させることは必須の事案です。
現場の要求実現へ向けこれからも大手企業交渉を継続的に取り組み、大手企業と現場の意識のずれを一つでも解消できるよう邁進していきます。
波平永

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