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足立・荒川 木建協会 16現場を安全パトロール いつ事故が起きても不思議ではない 安全対策の重要性を説明する

休み時間に安全パンフの説明をする橋本部長(右端)
休み時間に安全パンフの説明をする橋本部長(右端)

 【労働安全対策部・部長・橋本正三】11月19日足立・荒川木建協主催による安全パトロールが行なわれました。当日は木建協会長、安全指導員、足立労働基準監督署次長と課長・署員、土建から2人と計8人が参加し、2班に別れて現場16カ所の安全パトロールを行いました。
 荒川区西尾久の新築住宅現場では若い大工さんが丸ノコのカバーを固定して作業していたので、危険だからと注意したところ「カバーがあると仕事がやりにくい、仕事が遅くなる」と言うことでした。しかし、すぐにカバーの固定を解除して安全に仕事をするようにお願いしました。また、外壁工事をしていた若い職人さんは普通のマスクで作業していたので防塵マスクを使用して作業をするよう注意しました。
 足立区内のパトロールした現場で、足場が危険なところも多く、ヘルメット・安全帯を着用しないで作業をしている労働者が多く見受けられました。
 安全パトロールを行なった中で、安全対策を万全に行なっている現場もありましたが、ほとんどの現場で安全対策が不十分なため、いつ労災事故が発生してもおかしくない状況でした。定期的な安全パトロールを実施し、労災事故件数を減らすように今後も活動していきます。

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