トピックス

TOPに戻る

新連載 写真で見る 父と子の今昔物語(1)

昭和30年代の本木北町10番地近辺の本木新道

同じ場所から撮影しました

【写真上】昭和30年代の本木北町10番地近辺の本木新道
【写真下】同じ場所から撮影しました

 この写真は昭和30年初期に撮影された本木新道バス通りの風景です。
 ちょうど本木小学校の北側100メートルの辺りです。当時は、東部鉄道のボンネットバスがこの狭いスペースで往復していました。
 さらにこの一年前には左側半分が本木掘というドブ川で、家に入るのに橋を渡ったということです。
 この写真が撮影された頃には暗渠が完成して、川が地面の下を流れていました。
 私自身の記憶はこの頃からはじまります。写真にある当時の建物は残念ながら一軒も残っていませんが、具体的には、電柱の質屋さんと大きくクリーニングと書いてあるお店は、両者とも現在も健在です。
 一軒手前で私の父は、当時建築設計事務所を営んでおり、そこが我が家であるわけですが、今ご紹介の二軒の家は、実は我が事務所のお客さんでもあります。世代は交代しましたが、現在でも立派に業務にたずさわっています。

写真私が担当します
【飯田 聡(いいだ・さとし)】土木建築サービス、さくら分会所属、昭和30年生まれ、足立区在住、平成16年組合加入。
*連載にあたり・・・本木で生まれ、当時父は家族の写真を撮るのが大好き大好きでした。父の影響もあり、私も写真が趣味となり、父が経営していた建築事務所に入ると、カメラとネガ等のすべてを渡されました。そこから父の代わりに飯田家の写真を任されました。昔は良い露出計がなく写真が写るということだけでも凄いことだったと思います。これからも父の写真と私の写真を混ぜて公表できたらいいなと思います。

東京土建国保の手引き カレンダー