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土建国保を守り育てる運動
命の綱を次世代に繋ごう

 今年も私達の「命の綱」である土建国保を守り育てていく為の運動が始まりました。
 6・7月には、厚生労働省宛てに予算要求ハガキ運動を行い、皆さんの力で13,967枚のハガキを提出することが出来ました。
 また6月26日(水)には日比谷野外音楽堂で「予算要求集会」が開催され、全国から49県連3,019人(足立支部121人)が結集しました。集会前に行われた対都要請では財務局から「皆さんの要望に応えていきたい」との返事をもらう事が出来ました。
 行政から土建国保への補助金は法的根拠がないため、私たちが運動を続けなければ無くなってしまう可能性がある弱い存在です。ハガキ要請、予算要求集会の成功、健康診断の受診率の向上、生活習慣病予防や改善のための個別健康サポートの利用率アップといった取り組みも土建国保を守るうえで大事な取り組みとなります。
 今後、8・9月は都へのハガキ要請、10・11月は財務省宛てにハガキ要請の取り組みが控えています。
 先輩たちが作りあげ守って来た私たちの「命の綱」である土建国保を次世代に繋いでいくため、ハガキ要請、集会などの運動に皆様の積極的なご協力をお願いします。

暑さに負けず声上げ拳上げ参加者一同団結
暑さに負けず声上げ拳上げ参加者一同団結
お揃いの帽子を被り121人の大行進/左:支部旗を持つ林さん
お揃いの帽子を被り121人の大行進/左:支部旗を持つ林さん

健診結果放置で命の危機
健診・土建給付の大切さ改めて実感

伊嶋進・花保
伊嶋進・花保

 私は昭和52年に土建組合に加入しました。
 当時は仕事も忙しく、毎日遅くまで働いていました。10代の弟子もかかえ仕事中心の毎日。自分の体調は二の次にしていました。日々かなりの胸やけを感じながらも、水を飲むとおさまるのであまり気にせずに過ごしていましたが、2月に検診を受けた時に先生に「今すぐ病院に行くように」と言われました。しかし、あまり深く考えずに、今まで通り仕事をする毎日へと戻りました。まさかこの自分勝手な判断が災いして、大変なことになるだなんて…。
 忘れもしません。5月19日11時20分、異常な空腹感に襲われ立っていられない状態に。弟子に弁当を買ってくるよう頼んだ直後、今度はおなかに激痛が走り数分で意識が無くなり、その場に倒れてしまいました。
 十二指腸潰瘍でした。腸に穴が開き、中にある全てのものがお腹の中に出てしまったのでした。救急車で病院を3件まわり、運よく専門の先生に手術をしていただき一命を取りとめました。かなり酷い状態で、成功例はほとんど無く運よく助かったのも当時の先生のお陰です。また、仕事が出来ないほどの症状の中、その頃10割給付だった土建国保や共済の制度には大変助けられました。入っていて本当に良かったと改めて実感しました。
 きちんと受診をして病院にいっていれば、命に関わることもなかったかと思うと、やはり早い時点での検査は受けるべきだと、日々痛感しています。

夏日の日差しの暑さにも負けぬ参加者の思い
夏日の日差しの暑さにも負けぬ参加者の思い
 
東京土建国保の手引き カレンダー