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抗えぬ自然の理不尽な暴力
現地で知る震災の恐ろしさ

 11月5〜6日(土・日)原発被災地の状況確認と、被災市民からの助けに応える目的で「福島県南相馬市復興ボランティア活動」を足立支部の仲間9人で実施。1日目は現地視察、2日目はボランティア活動を行いました。

ボランティアに参加した仲間たち/現地での様子はこちらの動画でご覧ください

 11月5日(土)現地到着1日目にいわき震災伝承みらい館を見学。語り部である小野陽平氏の震災体験を聞きつつ、周辺を案内してもらいました。東日本大震災による波は、なんと8.5m程の巨大な壁。足がすくみ身動きできず…これが良かったのか奇跡的に生き延びられたとのことです。高台に避難しようとした方々や周囲の家々は全て波に流されたそうで…自然の恐ろしさと抗えぬ理不尽さを知り、参加者一同圧倒され言葉もありませんでした。
 2日目は、福島県南相馬市にてボランティアを実施。ボランティアセンターより草刈りの指示を受け、現場に向かいます。商店が建っていた場所とのことですが、今は腰の高さ程もある雑草に覆われているだけ。草刈り機、ハンマーナイフ、スチールレーキで丸一日かけて片付け、疲労はありましたが充実した1日となりました。
 ボランティアとは何か?人それぞれ答えがあると思います。使命感や達成感、そして貢献感。ボランティアをしてみるとその人に合った経験を積むことができます。一人で参加するのはハードルが高いかもしれませんが、仲間と共に始めると気軽に始められるかもしれません。参加された皆様、2日間お疲れさまでした。

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