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東京都足立区/西新井 『パンダ見守る我が原風景』 育ち支えられ紡ぐ想い 細井大志・入谷舎人分会
私のふるさとは、東京都足立区の西新井です。7人兄妹の長男として、賑やかな家庭で育ちました。幼い頃は江北四丁目の団地に住んでおり、目の前にある「パンダ公園」で、兄妹や従姉弟と毎日のように遊んでいたことを覚えています。 この公園は、地域に根ざした子どもたちの小さな遊び場。パンダの遊具が目印となり、パンダ公園の愛称で親しまれてきました。現在は老朽化で再整備され、団地も東京女子医科大学に様変わり。それでも、あのパンダだけは変わらずそこに座っています。その姿を見るたび、幼い日の記憶が蘇ります。小さな身体で無邪気に走り回っていた自分。兄妹たちの笑い声。まさに我が原風景であり、居場所のような場所です。 やがて結婚し、椿に居を構えました。頼まれると断れない性格もあって、町会や子ども会の役員を務めることに。会議や行事で忙しい日々でしたが、地域の方々と協力して何かを作り上げる時間は、忙しさを超える喜びがありました。そして40歳になる頃、土建に加入。入谷舎人分会に所属して一年「役員をやらないか?」と声を掛けられ、後継者対策部長を引き受けました。当時、我が家の子どもたちはまだ小学生。土建主催の花火大会や野球教室、クリスマス会、ウォーキング大会、ボウリング大会などに一緒に参加しました。その帰り道、子どもたちがふとこう言ったのです。「パパが土建でよかったね」。あの時の何気ない一言が、今も忘れることなく宝物として、私の心に残り続けています。
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